クラブ紹介

部長あいさつ

田中部長 創部100周年を迎え、次の100年が始まりました。幸先よく、今年シンガポールで開催される第22回世界水泳選手権大会に、梶本一花さんと藤本穏さんの2名(15名中)が選抜され出場します。これからの100年も世界を舞台に活躍する選手がどんどん出てくることを予感させる出来事になりました。大学も最近では世界ランキングが何位であるとかアジアではどのくらいのポジションにあるかなど、色々な尺度で評価される時代となりました。国内の大学は、旧帝大、早慶上智、GMARCH、日東駒専、関関同立等とグループ分けで呼ばれることが多いですが、世界での活躍を夢見ている高校生は大学選びから世界ランキングを注目する時代となっています。一方、スポーツ界でも大谷選手の活躍などから学生時代から米国の大学に入学する高校生も見受けられるようになってきました。このように、世界に目を向けることで益々グローバル化が進み、国内では勉学スポーツ共に優秀な学生の確保が難しくなっています。高校生にとって如何に魅力的な大学で勉学にスポーツに励める環境が整っているかが最も重要であると言えます。そこで、翻って同志社大学を見るとどうでしょう。整った環境にあるでしょうか。
私は、この4月末に国際学会がニュージーランドのオークランド(ニュージーランドの最大の都市だそうです)に学生と一緒に行っておりました。ニュージーランドで盛んなスポーツは、ラグビー、クリケット、ゴルフと水上スポーツで優れた水泳選手も生み出しているようです。私が行ったオークランド大学は2025年の世界ランキングも65位にランクインしておりニュージーランドでは常にトップの評価を得ている大学です。キャンパス内を散策しているとある建物を見つけました。何気なくレクレーションセンターと書かれた立派な建物の中には、写真にある室内プールを見つけました。同志社大学しいては学校法人同志社では見つけることができない室内プールです。このように、今後世界と戦っていくためには環境整備に取り組まないと益々ジリ貧になるだろうと思わせる光景でした。
100周年祝賀会でも最後に述べさせて頂きましたが、諦める事なく大学側には練習環境整備、しいては室内プールの建設を要望していこうと意を新たにした次第であります。今後ともご協力をよろしくお願い致します。

2025年5月吉日
同志社大学体育会水泳部
部長 田中 達也

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